出撃日誌・風土記

夏の小嶋企画! 鹿島臨海鉄道撮影会 〜鹿島・神栖万博'25〜

DENSYA SUMMER WEEKと題した今年の個人的な鉄の祭典も大詰めというところ、なんとこのたびフォロワーさんからお誘いをいただきまして、この横田、茨城県は鹿島臨海鉄道へ初めての参戦をいたしておりました。

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夏の小嶋企画!  鹿島臨海鉄道撮影会

〜鹿島・神栖万博'25〜

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………ええ、暑いのは天気だけじゃなくてね、鉄(くろがね)の魂だって常にアツいものなのです。

お盆の移動ラッシュを掻い潜って実家に前入り、他の場所へも撮りに行きつつ、今回の帰省の一番のお楽しみはこれだったのだ。



当日は大洗駅から神栖駅までスーパートワイライトカシオペアエクスプレスをチャーターして現地入り、神栖駅の構内を広く使っての撮影という内容であった。

その神栖駅、実は貨物駅であり、普段お客さんを乗せる列車は存在しない。



6000形2両でコトコトと激走を魅せてくれたスーパートワイライトカシオペアエクスプレスは、途中鹿島サッカースタジアム駅で停車。サッカーの試合日にのみオープンする駅である。何かと思うと機関車が同じホームにやってきて、我々のスーパートワイライトカシオペアエクスプレスと連結したではないか。

そしてなんとそのまま機関車に牽引される形で神栖へ。



千葉の贔屓球団が絶不調の2025年、ついにサッカーに浮気したかと思われかねない1枚を手に神栖駅へと向かう。



ついに到着。

神栖駅の端っこにはすでに廃車となっている6000形が置かれている。彼らは部品取り用なのだそう。



貨物駅とだけあって何本も線路が広がり、そのぶん景色も開けている。

これが晴れていたらどんな感じなのかなと思いつつも、曇天の中に何本もの送電線が張り巡らされ鉄塔が樹立している景色も、ひとつ臨海地域らしい景色に感じられるので思ったほど苦ではなかった。それこそ私の贔屓球団の拠点がある東京湾の千葉側もこういうイメージが強い。



貨物列車は毎年お盆の時期は運休とのこと。よく考えたらコンテナを積んでない空の「コキ」がズラリと長い編成を組んで鎮座する光景も、言われてみると普段あまり見かけないものかもしれない。



久しぶりに貨物時刻表を買ってみても面白そうだな……。

今年は今まで行けていなかった場所やご無沙汰な地方も回りたいという願望もあったため、非常に良い機会になりました。

ご一緒された皆様ありがとうございました!!