ことでんの前日は岡山電気軌道にて3005号車をチャーターしたフォトランに参戦させていただきました。
こちらもご一緒した皆様ありがとうございました!!
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どこかで機会を作って撮りたいナという被写体はジャンル問わず様々あるもの。しかしこう見えて私も人間であるためどうしても全部が全部とはいかない。そんな中で渡りに舟、渡りにテツなお話に便乗させていただいた。

岡山電気軌道の3005号車と3007号車の2つの車両は、かつて東武日光から伸びていた日光軌道線の生き証人である。ここ最近帰省のたびに東武の本線系統にてスペーシアやらりょうもうやらに熱を燃やしている私にとって、どこかの機会で撮りたい被写体であった。
岡山自体は四国方面や出雲方面に出るために何度か通りがかったり泊まったことはあったものの、ちゃんと街の中を物色するのは初めてであった。

初見の場所でぶっつけ本番というのはあまり穏やかではないため、前日の仕事終わりに岡山入り。当日の午前中の時間をロケハンに充てなるべく準備をした状態で迎えられるよう努めた。
"右側"の4&5に宿泊した後、レンタサイクルを借りる。自転車に乗務するのは小学生の時以来。お借りした自転車で走り出す。

付近を物色していると黒塗りの骨董車がやってきた。
メシの時間も忘れてロケハンをしているとあっという間にその時間。しかし晴れの国というミドルネームとは裏腹に示し合わせたかのようなタイミングで、厚い雲が、どんぶらこ、どんぶらこ……。

サムネイルに用いたカットと出庫のときに要ビデオ判定な晴れ間が差し込んだ意外はあまり良い空模様ではなかったものの、予め見ていた天気予報もどっちつかずなものだったので予報通りか。


自分の場所から振り返って太陽がある側の空と、晴れれば順光になる電車通り側の空。いくら予報通りとはいえこれは一言物申したくなる絵面である(涙)

そんなこともありつつ、ここまでは撮りに行こうと決めていた場所まで歯を食いしばって自転車を漕ぐ。自分を追い込むとはこういうことか……。
なんとなく疫病神ならぬ雲病神なムーブメントになってしまった終わり方でゲームセット。一発であれもこれも撮れてしまっては面白くないし、次回以降への宿題だな〜と言い聞かせながら自転車を借りた場所へ返却。岡山駅へ戻り、翌日の戦地・高松へと向かったのであった。

すごく見覚えのあるカラーリングのバスを思わずパチリ。。。
翌日へ。
(出撃日誌・風土記欄にあることでんの投稿もぜひ〜)