何もカットがないゼロ枚のところから、とりあえず1枚だけはあるけども…という0→1に進めることができた。何も撮らずに被写体が消えていくよりはマシである。
ローマは1日にしてならずという言葉があるが、全くもってその通り、激Vは1日にしてならず。初見でサクッと良いカットを撮れるならこんなに長い時間人生を踏み外してなんかいない。
どこか遠出するにしても、初見の段階では遠征機会そのものがパーになってしまうような何も収穫無く終わる回も避けられない。
思い切って行ったところで、ミスはするし、撮影地選びの目測誤るし、天気に裏切られるし、全然まともな写真撮れないじゃん!と思うこともしばしばあるが、それは回数を重ねていない、"行っていない"からそうなるのであって、良い写真を撮るための特効薬は常に場数を踏むこと以外に無いのである。
懐にも少なからず響く金額を投じている以上、悔しかったら再び撮りに出ろと言う以外に無い。燃焼し切るまで挑み続けるのだ。
撮らねえオタクはただのオタクだ─────