写真作品

白基調の車体

東武伊勢崎線・特急りょうもう
太陽の光線の色(角度や時間など)によって色の見え方がだいぶ変わってくる。真っ青な青空にも良く映えるもので、一言で表すのが難しいほど不思議な何かを感じる不思議な白色なのだ。
今走っている車両だと、伊勢崎線の特急りょうもう、日光線のスペーシア、それから伊勢崎線をはじめとした群馬県の各路線、東上線の奥地や越生線、野田線の全域を生息地とする8000系がそれに当てはまる。
昼間の高い光線だとちゃんと引き締まった白色になるし、朝早い時間や夕方などのオレンジ色〜赤色の光線にも素直に染まってくれる。日没10分前ぐらいのルビー色に染まるシーンもよく見られる。

考えてみたら白色基調の車両って意外と見当たらないかもしれない。新旧問わず全体に色を塗らずに帯だけ色付けした形の銀色主体の車両が全国各地の主流である。地元近くにも自分に刺さる車は思ったよりたくさん居たんだ〜というオチなのだろうか。

景色に溶け込み過ぎないけど悪目立ちすることもなく、視認性という意味でもこういうデザインが好きだ。自分の色を持った車両。これがここ最近のマイブームである。