いつの日も、オタクを家の外に引きずり出すのは、ムカつくほど真っ直ぐな太陽と、あの頃から今も変わらない己の心と同じぐらいピュアで澄んだ青空である。
あと被写体(※意見には個人差があります)
そんな中で石勝線をキハ40の宗谷色が走るという報をキャッチした。
なかなか聞いたことがないケース、この日は台風一過の快晴であり昼起床ながらも出撃。
風強く気温低く青く澄んだ空の下を車の窓を全開にして走るのは気持ちの良いもの。
北海道に住んでいたってこういう条件は夏でも合計で1ヶ月ほどあれば良いというものである。
山に囲まれた土地でありながら開けた場所にて、石勝線ならではの設備であるスノーシェルターから飛び出す場所を選び一撃必"撮"。
撮影地到着時から通過時まで空模様に一喜一憂することなく、その瞬間まで平穏な心持ちでいられた撮影は久しぶりのことであった。
読んで字のごとく長く苦しい連敗のトンネルから抜け出すような一枚。この調子で晴れカットを積み上げて連勝街道を延伸させたい。