写真作品

東武東上線・8000系3色団子

2015年1月
野田線の8000系を追っているとつい思い出すのは、やはり最寄り路線を10両で走っていた8000系の勇姿である。

東上線の信号装置総取っ替えに合わせて池袋口から撤退した8000系。
ジャスミンホワイトに青帯の車が8両+2両で走っていて、今も残る支線向けの4両編成には2種類のリバイバル塗装が施されていた。
池袋口向けの10両編成の引退イベントの1つとして、支線向けのリバイバル塗装4両を2種類、その後ろにいつもの白い2両をつなげ4+4+2=10両という姿で走った。

今でこそ野田線の8111Fでよく見るあの旧塗装と、今は別の色に変わったセイジクリーム1色の編成、いつもの白地に青帯の編成とでの3色団子。
こんなトンチキな編成は当然普段は走らないもの。当時の自分にしてはナイスチョイスなもので、ちゃんと3色団子であることがわかる側面重視の立ち位置にて迎え撃った。

手前味噌ではあるが、この写真は鉄道雑誌の誌面デビューを飾った写真でもあり思い出深いものである。2015年の1月であるからもう10年も前、中学生の頃のお話。