鉄の熱情は架線柱をも変えるようで、昨年行ったときには線路を跨ぐ両持ちのタイプであったが、今回訪れたときには撮影地のところだけピンポイントで片側持ちの架線柱に変わっていた。
そうとなれば棚からぼたもち。かぶりついて撮らなければ罰当たりというもの。
昨年撮ったカットも悪くはないんだけど、硬い光とそれに伴う色の出方、顔にかかった影など……地味〜に修正したいところが何点かあった。
今回はよく晴れた冬場ならではの硬すぎない光線でありつつ、8000系列の白地に青帯の装いが映える昼間の正統派の光が両立された。
太陽の向きによって光の当たり方も変わるものだが、この日は顔と側面にバランス良く光が当たる時刻に充てられ、前回気になった貫通ドアの影も出ていない。
そして冒頭で触れたように架線柱もリニューアルされ、図らずも万難を排した鉄道の撮影を達成。
120点の再履修を果たしハッピーバレンタインとなった。
さて。
この時刻の便は今年のダイヤ改正をもって2両編成での運転に変わったとのこと。
一般運用向けの8000系の2両編成が全て廃車になった今、それは10000系列の起用を示す。
(※8000系の変異種である800型と850型は3両編成)
前側パンタグラフがイカしてる850型を、冬光線の中ベストなスジ(※意見には個人差があります)で撮れるのは当分の間お預けとなった。
奇しくもこの写真を撮った直後に東武鉄道からこの内容のプレスがリリースされたもよう。
………この日に行っておいてよかった………
……などと下書きを暖めておいたところ、なんとこの写真に写る852Fが、この投稿の前週に廃車となったようである。
北関東のからっ風に肝まで底冷えさせられた。