帰省の折に時間を取って西武の初代レッドアローを求めて富山地鉄へギャンブルプレー。これが大成功し、一気に晴れ運を掴み連勝街道へ突入した。
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埼玉育ちで一時期は西武沿線に住んでいたこともある私にとって、やはり初代レッドアローの存在は無視できるものではなかった。
ここのところ鉄(くろがね)の魂も今ひとつコンディションが上がらないという状況、まだ見ぬ御先祖様のお力を借りるべく富山へ。
西武の血が入った車両たちは第一線から退いてからも全国各地で獲得されるケースが多く、自分が生まれる前や小学校に上がる前に自由契約となった車両を訪れるのは、さながら地方に散らばった自分のルーツを辿る遠征のようであった。
富山で宝刀(カメラ)を使うのは実に中学生のときぶり、年数にして3年m……10年以上も前、はくたかの神話が物を言っていたころ以来であった。
しかし地鉄となれば初見である。
あのときいくら通っても立山連峰どころか線路際すら晴れなかった因縁の地。良い流れを引き寄せるべく血流を本気モードに切り換えて待つ。
結果として初見という中でこれでもかというほどの撮れ高であった。立山と編成が一手に撮れてしまえばこの先の撮影もかなり楽になる。
むろん初見でここまで撮らせてもらったからにはこれで終わりにせず通う必要があるだろう。
半ば義理人情にも近い動機であるが、こういうキッカケから深まる被写体というのが今の私には必要なのであろう。
御先祖様からのお告げというべき出来事、定期的に挨拶しに上越国境を越えるイベントが起こりそうだ。
挨拶ができるやつは撮影もできる。