臨時北斗にキハ183のスラント車が使われたときがあった。
当時ブルトレやラッセルに熱くなってるフォロワーたちを横目にキハ183にBIGLOVEだった私。勘ピューターが上手く動いたのか、ダイヤ情報誌にて臨時北斗がキハ183で走るとの記載を確認。家を飛び出し道南地方へと向かった。
通過1時間ほど前に到着した列車を降りて撮影地で待機。途中晴れたり曇ったり、風も強く10分後の天気がどうなってるかも予想がつかないほどであった。もともとの予報は雲優勢の晴れ。しかし海沿いということもあるのか、北舟岡の天気予報はあってないようなもの…と予め聞いていたためとにかく辛抱強くその時を待った。
当時の私には「助六寿司を天に掲げてお祈りしてから平らげると晴れる」というジンクスがあり、当時の時点で6勝負け無しというハイアベレージだったことから、通過30分ほど前に助六の儀式を敢行。
そして通過数分前。相変わらずそこそこな大きさの雲が空を浮遊しているが、段々と雲の間隔が空いて青空の帯が戻ってきた。
……これなら行ける!!!
数分後、時間通りにお目当てのキハ183系臨時北斗号は太陽とオタクに見守られながらゆっくりと南下して行った。7勝目。